白老町は、2020年7月12日にウポポイ(民族共生象徴空間)が開業するなど、「アイヌ」の歴史と文化が息づくまち。広大な海山、豊かな自然に囲まれ、その自然の中で育ったブランド和牛の「白老牛」や「虎杖浜たらこ」をはじめ豊富な海・山の幸がある食材の宝庫です。
白老牛
2008年に開催された「北海道洞爺湖サミット」での首脳会談後の晩餐会で、他の道内各地の特産品とともに北海道を代表する牛肉として提供されました。白老町内で肥育された黒毛和種で、肥育方法や肉質等級など、白老牛銘柄推進協議会が独自に定める厳格な基準を満たし認められたものにのみ、白老牛の称号が与えられます。
世界のVIPからも絶賛された、深いコクとまろやなかな味わいは絶品です。
ポロトの森
白老にある周囲約4km、面積33haほどの静かなポロト湖。そこを取り囲むポロトの森は市街地に隣接した原始性に富んだ丘陵性の森林で、国の自然休養林に選定されています。モモンガが生息し、水芭蕉が群生する自然豊かな森で、五感を活用しながら遊歩道を散策することができます。「日本の遊歩百選」にも選ばれた「癒しの森」です。
2020年7月12日にはウポポイ(民族共生象徴空間)が開業し、日本全国から注目を浴びるスポットになります。
雄大な自然を味わえるスポット
ウポポイ
(民族共生象徴空間)(2020年7月12日開業)
アイヌ文化復興等に関するナショナルセンターとして自然豊かな白老町ポロト湖畔に誕生する「ウポポイ(民族共生象徴空間)」は、アイヌの歴史や文化に関する幅広い理解の促進を図り、未来へ向けてアイヌ文化の継承と新たなアイヌ文化の創造発展を推進。主要施設として「国立アイヌ民族博物館」や「国立民族共生公園」が整備されます。
お楽しみ観光スポット
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白老ウヨロ川・アヨロ川
山と海に挟まれた白老町には大小たくさんの川が流れています。秋口になると太平洋から鮭が遡上してくる川もあり、間近で鮭の様子を観察できるスポットが人気です。
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わかさぎ釣り(ポロト湖)
ポロト湖の冬の風物詩となっているわかさぎ釣り。例年1月~3月はわかさぎを求め多くの人で賑わいをみせる。釣ったわかさぎは、かき揚げのように揚げて食べるのがおすすめ。
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仙台藩白老元陣屋資料館
国指定史跡「白老仙台藩陣屋跡」の敷地内に立つ白老町の資料館。幕末の仙台藩による北方警備の歴史を紹介しており、史跡の絵図面や古 文書、武具など約300点の資料を所蔵している。